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飯は喰いたし、眠気は強し。 そんな感じののらくら雑記帳。
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Posted by 中の人:狐或いは右端 - 2007.09.30,Sun

シモンは多元宇宙で明確に死者と出会った。
だから、彼はある意味で死後の世界という物を確固として信じていて、それ故に「生者としては一緒にいられないけれど」、自分もまた命を終えればニアや、カミナや、ロージェノムや、仲間達と出会えることを実感していた。
自分の命を精一杯やりきって、そして土産話を皆にしよう。
そんな気分だった、とか。
考えてみた。
あとあの世界の平均寿命は確か50くらいだったと思う(多分文明前から生きてきたシモン達もまだそんなに変わらない)から、41才は割と晩年何じゃないかとか。
41じゃなくて51かもしれませんが(バチョーンの設定を考えると時間軸は合わせてくるかもなと)。

 

しかしどうしよう、ヨーコと艦長さんのグダグダ文が今更洒落にならない内容になってしまった。


あと何故か兄さんが人の書いた性転換文章読んでやがったので「テメェ!じゃあ絵ぇ描いてくださりやがれ!」て言ったらマジで描いてくれたので続きの部分に置いておきます。
兄さんの本気は時々ビビる。






兄さん始まったな。6b4aff46jpeg
















それはそうとして思いついたことをつらつらと。:


なんとなく厳しいなあと思ったのは、ニア消失が「物語が完結するための」というか、「これ以上シモンの大河ドラマを展開させないための」イベントスイッチ的に見えた、という点かもしれない。
仲間達の死や、キタンの死がそうだと感じたように。


ニアとシモンに関しては軸が一本通ってるのかどうかすらその軸がどこにあるか解らない所為でよく解らない。
正しく描写しなさいと言われるならば、シモンとニアよりよっぽどジョーガンバリンボー双子辺りの方が正確にできる気がする。


結局26話のシモンが見た世界はなんだったんだ?
別の次元の世界が確定であって、そこに潜り込んだ…のなら、あの兄貴は何だろう?
死者?シモンのイメージ?
チンピラ兄貴が兄貴による自分のイメージ、リーダー兄貴がシモンによる兄貴のイメージ?
シモンが世界に乱入したのだとしたら、前者はないけど後者は有り得る。
ではそのイメージを投影出来たのは?シモンの特殊な螺旋力のせい?
シモンが来た世界に乱入出来るとすればシモン本人に内在化された物が投影されたと考えるべきなんだろうか。
あれは死者ではなく、シモンが世界から抜け出すために呼び出した自分の中に共にある兄貴と仲間達?
シモンの特殊な螺旋力は外界に自己の持つイメージを投影・具現化するものなのではなかろうか。
だからラガンも意思があるかのように動いた(実際はシモンの真意を映して動いている)。
であるならば、ニアをシモンの力で再構成してもそれはシモンのイメージとしてのニアでありニア本人ではない。よって二人はシモンの螺旋力によるニアの復活を拒んだ。


一話冒頭シモンは『有り得た』シモンというより『こうはならなかった』シモン?
つまりあれはヒーローではなくヴィラン、スパイラルネメシスたるシモンである、という解釈はどうか。


結局ニアは仮想生命体であったことも含めニア。
だから螺旋力で治療行為的なことを行えばそのニアの一部を削り取ることになる。
よってニアは自分という存在の歪んだ形での保全を望まなかった。

シモンの力はやがてスパイラルネメシスを起こすかも知れない。
無闇に螺旋力を使い続ければ必ずそうなる。
だから力を二度と使わないことにした。
その代わり、自分のやり方(螺旋力)ではないロシウのやり方(話し合い、会議、etc)が世界の進化を別の形で進化に導くと考えた。
つまり螺旋力に頼らなく立って人は前に進める指針化していくことができるんだよ、と。
戦い争う道だけじゃなく、友達として手を取り合うことを選ぶだけの力があるよ、と。


シモンはキャラクタとしての軸ではなく物語の軸を負っている
だから常に他者に要求された仮面を付け替え続けている=他者に期待された自分であることそのものが存在意義(ここら辺は繰り返し文章にも使った気がする)。
最終回の時点でのシモンはもうスパイラルネメシスを起こさないという半ば恒久的な期待を背負ったために、すぐ傍に居てくれる人間(=シモンに期待を寄せる者)を必要としなくなった。
ところでシモンが他者からの期待に支えられていることは一貫しているのだけど、そのなかでやはりニアが一瞬だけ特殊性を持つ(彼女もシモンがなんとかしてくれます!に代表されるようにやはりシモンに期待を寄せる一人ではあるのだが)。
つまり、シモンはシモンで良いというその一言。
カミナを失いある意味で自立を果たさねばならなかったシモンをシモンとして肯定することにより、独り立ちではなく他者からの期待に応える人間であり続けてもいいのだと言い切ったと解釈することも出来る。つまりシモンは他者期待に応えることをネガティブ→ナチュラル(カミナ存命時)→ポジティブへと変化させていった、と見ることも可能。
そして他者の期待に応える自分を規定した時点でスパイラルネメシスルートが消失する(スパイラルネメシスを起こすシモン、は明らかに大多数から望まれないシモンである)。




満足してる自分と満足出来ない自分の双方が居て、まあそのうち前者に後者が飲み込まれるというかそれはそれでパラレル妄想するから大丈夫になっていくというか自分の脳もいい加減なもんだな。

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