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飯は喰いたし、眠気は強し。 そんな感じののらくら雑記帳。
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Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by 中の人:狐或いは右端 - 2008.10.07,Tue

NG「お前入院するのか?」
自「おう多分。手術はないが」
NG「なんだ、バッタの怪人にでも改造されてくればいいのに」
自「バッタモンになるのが関の山だよ!」
相変わらず緊張感のない会話です。
しかもそんなこと言ってたら結局入院しないで自宅療養になる可能性が高くなってきてなんだもう言わないでおけばよかったよ!的な状態です。
確定がサロンシップも驚きの伸び伸びぶり。

そういやすごくアレな話なんですけど、ほらグレンの映画ってスタンプキャンペーンやってるじゃないですか。
二回見に行くとポストカードプレゼント、螺巌篇もセットでフィルムプレゼント!ってやつ。
あれのスタンプカードがですね、その…二回分捺印してあるものだけで六枚、捺印ナシが二枚あるんですよ…
しかも月末に確定で一回見る(関西の方でMさんとご一緒します)ので七枚は確実。
で、まあほらサービスとか使えば一回千円で見られる…し…
………三部は大好きだけど四部は苦手!管理人!!
さーあ螺巌篇が如何なるできばえか楽しみに成って参りました!!
ちなみに別に既に14回見たとかじゃないですよ!同行者からカード貰ったりしてるからですので!!


一応オマケついてます、先日のロージェノムさんのお話の設定補完文章です。
あと一回続く可能性が濃厚となってまいりました…こんなんばっかだのう!







シェルターに回収され、治療を受けたロージェノムは支障なく回復した。既に施設内に慣れきっていたグァームを供に連れ内部を見て回ったが、管理者と名乗った者が言うとおり生物の生活環境が整えられたこの空間がロージェノムにとって避難所となったのは本当に偶然だったようだ。
それでも今はいない研究者達が滞在中に使うため、衣食住の設備は揃っていた。生活空間としての問題はない。
しかし。
「それで、お前は"何"だ?」
おそらく外の状況からすれば贅沢品であろうブタモグラのステーキから離したナイフで正面に座る相手を示し、ロージェノムは渦巻く瞳で睨め付ける。ロージェノムとグァームに給仕をし、何くれとなく世話を焼く管理者はその視線にきょどついた仕草を見せた。更に眉間に皺を寄せたロージェノムが追及の手を伸ばす。
「半月も居れば分かる。爪の伸びない人間はいない。
 貴様は新陳代謝をしていないということだ」
皿の端をフォークでつつきながら歳の割に大人びた顔をした少年は人の形をした者をみつめる。ロージェノムを匿い続けた相手に害意がないことは守られていた当人も理解していた。殺す機会なら幾らでもあったし、そもそも助けなければよかったのだから。
それでも正体を暴かずには居られない若さに、サイズの合わない白衣の胸を握った相手が目線をテーブルに落とし囁いた。
「この場所では、人体以外の螺旋力を研究していたんです。
 もっと効率よく、もっと便利に使用できるように」
居心地の悪そうな声音は、ロージェノムのものより余程感情に溢れていた。
「螺旋力・螺旋病に関する研究施設としての側面もありました。
 螺旋の遺伝子を持つ家畜を使い、人畜共通感染病として螺旋病を扱っていたんです」
ナイフとフォークを投げ出した少年の手が相棒の背中を撫でる。アルマジロもまた、人畜共通の病の研究材料として扱われてきた歴史のある生き物だ。
「アンチスパイラルの攻撃対象となることが判っていたから、地下深くに作られたということか」
懐くグァームをあしらいながら、求める答えが出てこないことにロージェノムは苛立ちを隠さない。彼が知りたいのは自分が爆発に巻き込まれた遠因ではなく、目の前の存在がなんなのかというその一点だけだった。
螺旋を描く瞳に映し込まれた者は最後の足掻きのように息を吸い、まるで人間そのもののように苦しげな顔をする。それでも人間に逆らう真似をしようとはしなかった。
「僕は螺旋力を固体化したものです」
まっすぐに上げられ、相対した顔は人形のように整っている。濡れたように煌めく瞳は緑の光、力の片鱗を隠そうともしなかった。
「つまり研究成果ということか」
テーブルに肘をつき、判ってしまえばつまらなそうにロージェノムが確かめる。頷く仕草を見つめながら少年は何故ここに自分以外の人間がいないのかを了解した。純粋な螺旋力の塊などというものならばアンチスパイラルにとっては嫌悪の対象だろう。連れ歩けば攻撃対象として消し炭にされることは間違いない。故に設備と共にこの人形は置き去りにされたのだ。
「なるほどな」
冷めたステーキの切れ端をフォークで弄り、プレートの上のソースを塗りたくりながら少年は顛末を理解する。表情に迷った顔は結局仏頂面になった。
それが怒りに見えたのか、身体を縮込めた傀儡がおどおどと弁明する。
「貴方をお連れしたのは、僕のエゴでした…僕は道具です。使用されなければ価値が無い」
エゴ、と口にする瞬間覗いた迷いをロージェノムは見逃さなかった。己が人間ではあり得ないことを明確に認識していることを了解し、成り行き上主人となった少年は空になった皿を突き出す。
「お代わり」
瞬間、緑色の瞳が丸くなった。だがすぐに返事が返り、皿を受け取った人形は嬉しそうに命令を叶えようと動く。
まず間違いなく便利な状況を手に入れたことを知った少年は、しかしその扱いの厄介さに相棒の顎を掻いた。
散歩程度では見つからない研究材料や施設がこの場所にはまだ山程眠っている。今は料理などにかまけている人形にそれらの支配権を譲渡させねばなるまいと、少年はフォークを噛みしめながら椅子の脚を揺らつかせた。
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