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飯は喰いたし、眠気は強し。 そんな感じののらくら雑記帳。
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Posted by - 2024.11.24,Sun
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Posted by 中の人:狐或いは右端 - 2008.10.04,Sat

…サンレッド…
ほぼ完璧、あとは男爵さんがもうちょいアフレコ慣れして頂ければ完璧、かと…!
地元ネタをふんだんに取り入れた作品故にTV神奈川限定のところをウェブとタイアップにより、フロシャイムの世界征服は着実に前進していると言えましょうぞ、ヴァンプ将軍!

それにしても土曜日までフロシャイムの皆さんが溝の口でビラ撒きしてるそうですね。
(あそこちゃんと屋根あるのに雨天退却とはどういうことだ)
うーむ引っ越し前だったら確実に行ってたのになあ…近さというか電車賃が変わってしまったのが痛い。今はJR挟まないと届かないもんなあ溝の口。
そういえば溝の口といえば、某所でやらせて頂いていた楽屋裏ネタでも登場予定でした。結局本編にかすらねえ!ということで没にした、ゲーセン&カラオケネタで。
溝の口にはポップンステージやキーボードマニアが置いてあるゲーセンがあった為、ゲーセン全盛期には良く行ったものです(あと友人の家の近所だったというのも大きい)。
でもってカラオケの鉄人もあるので遊びにはもってこいの場所なんですなあ溝の口。
そんな懐かしい記憶です。
…しかしいくらキャラ立てしようと努力してたとはいえ、無駄ネタいっぱいあるな楽屋裏…本当、許容して頂いてありがとうございました。感謝の極みです。


オマケに、グレパラの方と少し摺り合わせを行った幼少ロージェノムさんの話の切れ端を置いておきます。
始まり部分って感じですが、次回には終わり部分が来てそれで終了でしょう(笑)。設定魔だからね!
爆発から生き残って、ラガンシリーズの一つを見つけ出す旅に出るまでの幕間というようにお読みいただければと。








目の上に何かが当てられている。
濡れた布だ、と気づいて状況が判らないことを理解した。
それを理解と呼んで良いのか分からないが、とにかくどこかに横にされているのは間違いない。
くぁ、と耳元でグァームが鳴いた。すぐ傍にいるのに安心して触れようとすれば指が動かなかった。その間にもう一度グァームが声を上げる。応じたのか、軽い足音が耳に入り、近い位置で止まった。
「目が覚めたのですか?」
柔らかい声が落ちてくる。語り口は自分にではなくグァームに向けられていたのか、相棒が答えた。そっと目の上から布が剥がされていく。
目蓋を閉じていたのだとそれで了解して、上下の睫毛を引き剥がした。
「良かった…気が付いたんですね」
優しいと息と声音が降ってきた。知らない、いや一度は聞いている。ついさっきだ。
首を横向ければ頭の隣にいるグァームが寝台の隣に立つ者に身体を擦りつけている。知らぬ間に懐いたらしい。さて自分は警戒心を解いていいものか迷っている間に、案じる言葉が与えられた。
「痛いところはありませんか」
見上げれば明るさになれてきた視界が相手の容姿を捉える。暗色の毛がくるりと巻いて肩口に触れていた。小首を傾げる仕草にそれがゆらゆらと揺れる。外に出たこともないような白い肌、細い指、小さな肩。
その容姿の中できらきらと不可思議な緑の光を纏う瞳がやけに眼についた。
まるで人形の目玉に宝石をはめ込んだような造型とでも言うべきか。
じろじろと眺める不躾さに、慌てたのは向こうの方だった。
「あ、えっとここは…非常時シェルターの一つで。
 その、家畜などの保存用に作られたものなんです。
 人を収容するためのものではないので…管理人の僕、しか、人間…はいません」
胸元で組み合わされた指がさっきまでロージェノムの上にあった布を揉む。
「でも、今はあなたもいますけど」
自分しか、という部分に訂正を入れ、一度に喋って少しは落ち着いたのか緑光は隣に並べられた機材へと向いた。グァームが頭に身体を擦りつけてきてロージェノムは相手の動きを追うのに難渋する。
「もともと家畜を健全に保存しておくために治療設備もありましたので…
 あなたを運び込んで、治療をさせて頂きました。
 あの、麻酔を使っていますから痛みは薄いかもしれませんが、本来は火傷が酷いので、まだ動かないでください」
喉も焼けています、と悲しいのか辛いのか真剣なのか、ともあれ案じられていることは承知できた。
「済みません、あなたの他には…この子だけしか」
伸びてきた腕がグァームを抱き上げる。嗚呼、そう言えばもっと山程の獣たちと自分は一緒にいたのだったと思い出した。あれらは炎の壁に耐えられなんだのだろう。
「このシェルターは、人もいませんし…攻撃の対象には、あまりならないと思いますから…安心して休んでください」
うっすらとぎこちなさの見える笑顔で相手は告げ、どうやら無事だったらしいロージェノムの髪を梳く。動くことも出来ず仕方なし、しばらくは厄介になることを決めてロージェノムは瞼を閉じた。回復しなければなにも始まらない。
機材の駆動音とグアームの声、そして自分ともう一人の呼吸音が子守歌代わりだった。
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