一発目から〆切を破るとはいい度胸だ

全力で遅刻した！
が！
なんとか提出はした！！
（昨日の〆切の話）
しかも一回提出したのが色々ミスってたので改訂版を提出する有様。
駄目だ！皆はこんな大人になっちゃ駄目だ！！
…まあカルチャーセンターなんだからいいんじゃね？て母上が言ってたのでそれに縋ることにします。


と言うわけでオマケであります。
・多分ちっこい生き物に弱いだろうヴィラル
・古い技術ばっか使わされてるリーロンさんのげんなり
の二本ですが、ちょろっと書いたメモですので内容は非常に薄いです。
オマケていうかなんだろう…えーと…ダストシュート…？
上手く書けなかったのの残骸、のような。

どうでもいいけどオマケ、無造作に突っ込んでありますが（そりゃオマケですから）、これはこれで見辛いです…ね…？
どうしよう、オマケなのに１コンテンツ作るのも間抜けだ、しかしユーザーフレンドリーでありたい。
…なにかご意見、ご提案などして頂けるようでしたら、言ってやっていただけると感謝の極みです。

：ブータとヴィラル
ああたぶん、シモンのところにいくんだな、とおもったから、とびのった。
１０てんもらえるくらいのおっきなジャンプ。
べたーんっておとがして、すべりおちそうになったからわたわたした。
きらきらしたのをくわえて、おっこちないようにふんばる。
するとてがのびてきてぼくのせなかをつまんだ。
ほっぽりだされるかも、とおもって、てあしをぱたぱたさせたら、あたまのかわりにかたにのせてくれた。
「ぶーぅ」
ありがとう、とおれいをいうと、シモンとなかよくなったヒトよりボクにちかいヴィラルは、かたをすくめる。そのせいでおっこちそうになって、ボクはあわてた。
「最初から肩にしろ」
あきれたこえでいいながら、ヴィラルはワープをはじめる。つぎから１０てんジャンプはねらわないってきめて、ボクはうなずいた。



：リーロン
スープを飲みながら解析結果に眼を通す。間違いはなかった。完璧だ。
予想できていた結論に眼を細め、リーロンはわざともう一回演算を確かめる。
それでもはじき出される数値に間違いは無かった。
千年も昔に生み出された機械が出した数値は決して惑うことなく0と1の隙間を埋める。
掘り起こされた知恵の実の完全に女ではなく男でもない存在は柔らかく微笑んだ。
それが嫉妬を含むものなのだと見抜ける者はいないだろう。或いは今や緑の羊水の中に封じ込められた彼の存在であれば察したかも知れないが。
技術屋としては悔しい限りだ。
自分の腕は永遠に過去の記録を塗り替えることが出来ない。
古代の技術者達と自分が積み重ねた時間の差は如何ともし難かった。
知識を掘り起こすばかりで、新たな要素を付け加えているだけの猶予がない。
そして今は悲しいかな、リーロンに時間的余裕はない。
新しく生み出すよりも解析することばかりが求められた。
だがそうやって時間を言い訳にしながら、実際自分が足せる要素が改良となりうるのかも未知数だ。
永遠に越えられない壁、と感じた瞬間に高くそびえ立つ人影を思い出しリーロンは微かに笑う。一度は引き倒され、もう一度立ち上がったあの像を思い出す自分のロマンチストぶりがおかしかった。
男ではなく女ではない。命を生み出す遺伝子の螺旋を敢えて外れた自分が何を生み出そうと言うのか、先にそびえる壁と長い道程にしばしリーロンは瞑目した。