忍者ブログ
飯は喰いたし、眠気は強し。 そんな感じののらくら雑記帳。
[340] [339] [337] [336] [335] [334] [333] [332] [331] [330] [328
Posted by - 2024.11.23,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by 中の人:狐或いは右端 - 2008.05.30,Fri

だからもー社会人に限定前売り券とか買える訳ないでしょ!
明日はよりによって朝っぱらから厳命受けてるから仕事前に走って買いに行くことも出来ないよ。
シモンカンバッヂ?フィルムシートシール?
知るかばか!そんなことよりおしごとだ!!
はいはい絶対的絶望絶対的絶望。
あまりのションボリぶりに飯食ってすぐうたた寝して起きたら三時で仕方ないから風呂入ってきたっつーの!

今からオマケ書くべきかそれとも寝るべきか迷いどころです。
だって冷静に考えたら飯食ってから三時まで寝てたってことは四時間睡眠確保できてる、バカだ、おバカだ、大バカだ。


なんかフォトショとかSAIですとか文明の利器に乗り出したNGからメールが来てたことに気づいて返信しておいたらあいつ未だ起きてましたよ。どんだけお気楽ご気楽よ君!(現在午前四時)
それはそうと
NG「ヨーコさんの銃が分かり易いサイトとかあるかい」
どうもヨーコさんを描いているようだ。
MMSのレビューとかで涙ぐましく頑張っているようなので、仕方ないから割と奥に入れてあった設定資料集(普段は基礎工事編とかで文章書きには充分なんで)を引っ張り出して写メしてやった。だからデジカメとかそういう文明の利器はうちにねえのですよ。
NG「形状を大いに勘違いしてたことが発覚した」
あ、そう
NG「それはそうとヨーコさん塗ってると肌色の多さにビビるな」
自「タオル一丁のシモンのがなんぼかつつしみを感じるよね」
NG「そりゃあ単なる君の高性能フィルターもとい色眼鏡だ!」
自「男のスッ裸よりゃ水着の姉ちゃんに滾るのは人間の摂理じゃねえだろうか」
NG「そりゃあそうだが つつしみ て
  なんで水着回で露出度下がったんだろうなぁ。
  まぁ上げる方が難しい格好だけどよぅ」
自「パレオをめくる人材がいなかったのが悪い」
まだパレオをめくる話にこだわってますこの管理人。
NG「にぅひろいんニア御披露目回のあの回で、そんなことをしてくれる人は…人は誰も……」
君も酷いな
取り敢えずNGにアニメイトでの前売りゲットを頼んではみたものの、シモンカンバッヂは諦める方向性になりそうでションボリです。別にシールはそんなに…いやしかし…


オマケはめのこロシウとシモンの話の端話に少し書き足しを加えたもの。
これ昔更新に使うつもりで書いてたんですけど、ラインナップするほどの話か?と言われるとそうでもない気がして…困ったもんです。
気が向いたら昇格するかもしれません。今のままだとカミナとヨーコのシーンを没にし過ぎだし。







中途半端な位置で佇んでいる姿をみつけてロシウは数度瞼を瞬かせた。
だがそうして間を持たせても見知った背中はまだそこに立ち尽くしている。膝をついているのであればまたぞろ体調不良と慌てるところだが、二本の脚はまっすぐに体を支えていた。
しかし彼女の背筋はあまりにも正され過ぎていていっそ硬直に見える。身じろぎすらせぬその異様に黒い眉が難色を示した。
「…シモンさん?」
控えた音量で声をかける。もとより細身、そして今や痩せぎすとなった肩が震えた。さしたる動きではなかったのに、まるで積み上げた砂山が崩れたかのように思えたのはそれだけシモンが固まっていたからだろう。
手入れを忘れたガンメンのようにぎこちない動きで灰色の瞳が振り返った。色白よりも病的な肌色に加え目許に負った痣のような隈が痛々しい。その顔色はもはや見慣れたものにはなりつつあったが、いつもよりなお悪化しているように思えた。やはりまた体調を崩したのかとロシウの胸が痛む。
連日の出撃、睡眠不足、食事もまともに食べないという生活習慣が体にいいはずがないのだ。少し嫌がられてもちゃんと休んで貰うべきだった、これからはそうしようと決意してロシウは足を踏み出す。
近づかれることに気付いたシモンが体ごと振り向き、それから慌てて踵を返そうとした。跳ねるような動作は怯えた小動物じみている。
咎められることを厭っているのかそれとも別の理由なのか。なんにせよ避けられていることにまた痛みを増やしつつ、しかしロシウは彼女の決意に従った。
「待って下さい」
まずは声で引き留める。駄目かもしれないと思ったが、存外素直に作業用ブーツは立ち止まった。代わりに手を握ろうとしていたロシウの指が所在無くなる。
去る人を止めるためになら惑いなく動かせた手はそれ以外の意味を持つことが出来なかった。気恥ずかしい、というより恐れ多い。どうしてか顔神様に触れなかった時のことを思い出した。あの時は決心が付く前に声を掛けられて結局止めてしまったのだけれど。
あれは、シモンさんに初めて会った時のことだった。
あの時のシモンさんはカミナさんの隣で少し困った顔で笑い、穏やかな声で喋り、なにより目の下に隈などなかったっけ。
「…なにか用、ロシウ」
素っ気ない声が、引きずり出された記憶へと掠われていた意識を呼び戻した。
「あ、そのっ…」
思いがけずシモンが口火を切り、何を言って良いのか解らなくなる。伝えなければならないことは幾らでもあったはずだが決められないまま戸惑いを映して視線が迷った。その隙に顎を上げたシモンの脚が床を擦る。間合いを外し、そのまま去ろうとしているのだと気づいて慌ててまた黒い瞳が真っ直ぐにシモンを捉えた。
正にその直後。
「おう、何してんだ?」
奥の曲がり角から赤い裾が躍る。ゆったりとした足音が一つではないことにシモンがびくりと肩を振るわせ、並ぶロシウの頬が軽く引きつった。しかしその二人の反応を意に介さないまま暢気な表情でカミナが近寄ってくる。その少し後を見慣れたライフルを担ぐ姿でヨーコが負っていた。
「何かあったの、二人とも」
彼女の方はシモンとロシウの間に流れていた微妙な空気を読み取って、気遣わしげに金色の瞳を向けてくる。けれど正にだからこそ、シモンはその双眸を除けて猫背に身体を撓めた。
旅を共にした連れ合いの仕草に一瞬痛みを耐える色を見せたヨーコがすぐさまそれをかくして柔らかく表情を緩める。
「シモン、ご飯食べた?」
優しく、敢えて調子を外した気楽さで距離を詰めるヨーコからシモンは逃げようとして失敗した。膝と足首が僅かにぶれただけで足を踏み出すまでには至らない。その合間にスナイパーは腰を屈め稀代のガンメン乗りの顔を覗き込んでいた。
遠慮の無さが敢えてのものだと知っていてもいたたまれなくなるロシウの隣で、べったりと隈をつけた団栗眼が床を見下ろす。
「…まだ」
掠れた声にカミナが口を開こうとした。しかしその勢いの余る声を制してヨーコが幼い子供への声音をシモンに与える。
「ちゃんと食べなきゃ駄目よ。…お腹の調子、悪いの?」
銃器を操るとは思えない柔らかな指がやつれた頬を撫でた。途端弾かれたように一歩引き、怖じ気た直後に後悔した肩が下がる。それを敢えて指摘はせずにヨーコは明るく慰めた。
「なにか食べやすそうなもの、みつくろってくるから。
 知らない連中がいるのが辛いなら部屋で食べなさい。ね?」
すぐに間合いを外した赤毛の少女は片手を上げ、ウィンクを残して背を向ける。言ったとおり食堂にシモンの分の食事を確保しに行くつもりなのだろう。すれ違いざま、妹分に声をかけようとしたカミナの弁慶の泣き所が盛大に蹴りつけられて炎に飾られた背中が悶絶した。それを好機と受け取って、後じさりしたシモンがそのまま走ってその場から去る。
「あ、おいシモン!」
伸ばしたカミナの腕と同じように、ロシウもまたその場に置き去りにされた。空色の髪を掻いて床を蹴るカミナを横目で眺めながら黒髪の少女も意気消沈しながら整備室へと歩み始める。シモンを追いかけまた言葉を重ねる度胸はなかった。
新しい世界に踏み出たばかりの頃、はにかみながら与えてくれた笑顔が眼裏に浮かんで袖で目蓋を擦る。
 地上は眩しいから、目が痛くなるんだって。
 だから俺のでよければゴーグル使って。
そんなことを言って貸してくれたゴーグルが今欲しかった。眼の奥がしくしくと痛んで今にも涙が出そうになる。
あなたは、僕にとって本当に天上人だったんです。
あの晴れた空の下、どこまでも続く大地の上で手を伸ばしてくれたシモンを思う。なにか出来ることはないかと思うのに、シモンと同じようにロシウもまた打つ手を見失っていた。

雨は、まだやまない。

PR
Comments
Post a Comment
Name :
Title :
E-mail :
URL :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
TrackBack URL
TrackBacks
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
所謂web拍手って奴です。 なんか連絡等あったらここに↓
返信は飯が食えてて眠れてて、文章がまとまった時に戻ります。 基本筆無精な人間ではありますがなるべく頑張ってみます。
最新コメント
[04/04 管理人]
[04/03 サラダバー]
[10/25 字書き]
[10/25 セノ]
[10/20 管理人]
プロフィール
HN:
中の人:狐或いは右端
性別:
非公開
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]