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飯は喰いたし、眠気は強し。 そんな感じののらくら雑記帳。
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Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by 中の人:狐或いは右端 - 2008.05.10,Sat
アアアアアアア!
誰か右の頬をぶん殴った後に左の頬も右ストレートでぶっ飛ばしてください
マジかマジなのかマジなんだなもう取り消し効かねえぞなんだこの今年の九月マジ盆と正月が一緒に来たような
アアアアアアア



雑記があんまりすぎるのでおまけ。
女子総司令さんとアバン艦長さんで血みどろドン。
…雑記から更に嫌な感じになってるというオチ。






その男のことを、彼女はよく知っていたのだった。
男が纏う限りなく闇に近い緑の煌めきも、鉄錆じみた血臭も、なにより湛えた憎悪のことも。
何故なら彼女もまたかつて耽溺していたものだからだ。
だがそれらを彼女はひっそりと捨てた。
過ぎた力も戦火の熱も、愛しい人を喪くした痛手さえ彼女は今や抱いていない。
少しずつ丁寧に女が塞いだ傷跡を、男は放置し血を溢れさせ今や倦ませているようだった。
光の渦に彩られた双眸は故に汚泥の濁りに酷似し、女というよりその内側を睨む。
好き放題に漁った揚句暴く視線に望みを得られず男は憎々しげに吐き捨てた。
「兄貴は奴らに殺されたのに、お前が兄貴を死なせたのに、のうのうと生きてくつもりかよ」
握り絞めた白の襟首を突き飛ばし冷たい床へと転ばせる。ごほり咳込む痩躯を見下ろし、男は足を振り上げた。
「獣人との融和策?戦いの無い平和な日々?…許さないぞ、俺は」
女が身体を起こす前に鈍い音を立ててブーツの爪先が脇腹へ食い込む。がつりと硬い音を立てて鞘を纏った刀がこめかみの隣に立った。
長刀もまた女の記憶を掘り起こす。彼女は男と違いそれを墓床へ手向けたのだ。
悼む感情が偶さか瞳に滲み、そしてそれを男は別のものと勘違いしたらしい。伸びてきた腕が倒れた女の襟首を掴んで布地を引き裂いた。胸元を破かれ日焼けのない胸元が晒される。冷めた空気に息を呑み、下着の上から庇おうとした細腕を靴底が床へ踏み留めた。
躙られる手指にささやかな呻きだけを漏らした女は己の鏡を睨む。厭った獣は形見を振りかぶって藍色の頭を殴りつけた。
「お前なんかが…!」
心臓の上へ小尻を押しつけ、糾弾する言葉が実際なにを示そうとしているのかを女は男自身より正確に聞き取る。彼女は彼自身でありながら傷の深さと絶望から目を背けなかったからだ。
痛みに飲まれ食い尽くされ空になった男の愚かしさを少女から女へと本質を変化させた彼女は幼さなのだと理解した。
見透かす女の存在は男の火に油を注ぐ。歯を見せ笑った男は頑是無い仕草で鯉口を切った。元の主を忘れぎらつく刃に度の過ぎた幼稚さを見た女は拳を握る。
諍う意志に男が眉を跳ねさせたのも束の間に彼女は凍り付き震えた。
「かあちゃん、なんのおと?」
「おかあさま?」
こつこつと音を立てる扉、その向こう側へと目を向け見る間に女から血の気が引く。
来ちゃ駄目。
声無い叫びの必死さを、青ざめた顔の恐怖を認め男は心底楽しそうに笑った。
「子供?お前の?」
庇うように差し伸べた手の甲を峰で打たれ女は歪めた表情で頷く。得たりと鼻を鳴らして病んだ男は女を担いだ。
「男と女、一人ずつ…いくつだ?」
問いながら壁へ投げつけ弾んだ女の腹を押さえる。立った音の乱雑さに外で幼い声が悲鳴を上げた。強かにぶつけた背を撓め咳き込む女の顎を研ぎ澄まされた金属が持ち上げる。
「…むっつ」
意に染まずも答えた母にようやっと完全な優位に立った男は背を向けた。
「双子か」
止めようと伸びた女の腕はぐらつき、闇色をした裾さえ掴めない。見開く双眸は嫌が応にも開かれる戸を映すことしかできなかった。
迎え入れる大人が望んだ相手ではないことに、並んだ子供達は言葉を失う。その隙間に男は夜の室内ですら輝く巻き毛を見て取った。知らない相手に怯え後退った少女が頭を掴まれ甲高い声を上げる。
「ニア!」
床に転がった女が焦って呼ぶ名に確信した男は不快を示して小さな体を投げた。無造作に扱われた我が子を母親が衝撃から庇う。抱き込まれた少女が泣き出し、煩わしさに男は刀を構えた。
「螺旋王の娘を、兄貴の敵の子供を、お前は…!」
溢れた感情が両の眼球を輝かせる。それに相対する力を持たない女は子供を囲うことしかできなかった。鉄塊が空気を断つ。
だが切っ先は捩れ男はたたらを踏んだ。姿勢を崩された原因を見下ろして彼の頬が引きつる。
片足に抱きついてきた子供の空色をした髪に、夕焼けのような瞳に、必死の形相が持つ面影に怯んだ男へ少年が叫んだ。
「かあちゃんとニアに、なにしやがる!」
男の指から柄が滑る。自分のすぐ傍に落ちた刀から体を引いた少年の両肩を、今し方まで武器を取っていた掌が掴んだ。崩れるように膝をついた男は引き寄せた子供の顔を覗き込む。怯むことを自分に許さず気丈にも視線を交えた少年に男の方が震えた。
「…兄貴」
呟きに秘められた狂気を認め母が毛を逆立てる。しかしそれを眼中に入れずに男は少年を抱きしめた。
「兄貴、兄貴兄貴兄貴兄貴…兄貴だ!」
歓喜し子供を取り上げて、男は浮かれたステップを踏む。彼は狂騒に刃向かおうとする少年を封じ込め蹴り上げた刀を今一度握った。
「大丈夫だよ、兄貴。裏切り者から助けてあげる」
その意図が理解できない少年を喜ばせるつもりで男は絶望を呼び込む。部屋の隅に立てかけられていたドリルへと体を引き摺る女の上に白刃が踊った。




にょ司令さんに性的暴行をするアバンさんの予定が何故こんなことに。
ニアとカミナは双子なんじゃなくて、箱に詰められて棄てられてた赤ん坊を拾ったのがニアで自分で産んだのがカミナってことらしいです。
お母さんになったらそりゃ子供じゃいられんよという方向性みたい。
アバンさんはちび兄貴に殺されてもむしろ本望なんじゃないかな。
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