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飯は喰いたし、眠気は強し。 そんな感じののらくら雑記帳。
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Posted by - 2024.11.24,Sun
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Posted by 中の人:狐或いは右端 - 2008.05.14,Wed

さて明日はリボルテックの発売日ですね。
ハルヒさんとやらはフィグマでもリボルテックでもフィギュアが発売されたそうで、フィグマでグレンキャラでないかなあとか世迷いごとをほざいておきます。
フィグマは男性もラインナップされてるみたいなんで…(いやリボにも北斗とかダンテさんとかあるけども)
人間キャラの造形はリボよりフィグマの方がって前もこの話しましたね。

そういや日曜日なんですが、キバが流石の展開すぎて吹きました。
あのメイン脚本の人は毎度展開に溜めがないなあ。
香辛料が山程入った料理みたいだと思います。いや、香辛料を作れる時点ですごいんですけどね。眼を引けるってのは実力だよな。
しかしもっと溜めてくれた方が効くと思うんだがなあ。
アニメだとその為の無さがプラスに働くんですけど…一昨年の牙(*グレンの前アニメ)とか。
牙は本当神がかってました、なんだあのアニメ。すごく好きでバッドエンドスレスレでも好きになれた希有な作品です。でも他人様には1ミリも勧められないアニメでもある。
あの展開に一言も口を挟まず、一個だけダメだしされたのが脇キャラのおっぱいのサイズだけというところにアメリカのフリーダムさを感じます。

携帯捜査官、なんかいつの間にか主人公がセブンの扱いに慣れてきてて笑えますね。
どうでもいいけど先週はセブンに萌えるのが正しい見方だったんだろうか…なんかあのシーンとか最後の方でセブンが中破!とかなった時に回想として使われそうなんですけど、そうなるとどう考えても11話シモンの回想における4話カミナみたいな立ち位置になりそうだよ。
先週今週とキャラ立ち回なのかなあ…まあ暢気に見ます。

グレパラは自宅のブラウザが不具合を起こすので(本当IE7はどうにかしてくれ、ウィバス並に使えない子だよ今のところ)、余所様のパソコンで拝見しました。
公式からもしとかたらとかればとかやってくるとは流石だな。
多元宇宙を公式で提示されるとなんというか、喜ばしいんだか戸惑えばいいんだか。
いやこの場合ネタつぶしというよりも包括的に認められてしまったよーなもんなのか理論的には。現実は置いておいて。
自分程度の未熟な腕で妄想を書き連ねて他人様を喜ばせることなど出来ないというかなんだその、まあつまり自分の文章力とネタ力が全くないということなのですがうん既に何が言いたいのか解らないね!
それとファンタジックな艦長と兄貴とヴィラルどんにどうしても笑っちゃうんだけどどうしたらいいんだ。ロージェノム編っぽい映像に期待しておけばいいか。SOREDA!

取り敢えず壁紙をゲデヒトニスにして自分に気力を注いでみた。
ナイス重機系執事。


なにかオマケに出来るもんねえかなってファイルあさったんですけど、特殊に置いてあるロジェさんと弟分の人の話の短い奴が見つかっただけだった。
これを読むって言い切ったMさんの包容力はスゲェなあと改めて思いつつ、一応置いておきますね。


書いておいて難ですが自分の息抜き的要素がすげー強いので読む方をおもしろがらせる文章になってません。
申し訳ない。
ロジェさんと弟分の人の話ッスわ。




磔のように四肢を引き延ばされ手足を機械に喰まれ、がっくりと頭を垂れたその身はまだ幼い子供のそれだった。年の頃は如何ほどか、二桁に載っているのかいないのか。判然としないか細い体は薄緑の光に照らし出され紙のような白さを際だたせていた。
申し訳程度に体を包む貫頭衣が緩くはためき、球形の室内を満たす力の奔流を教える。おそらく気を失っているのだろう子供がそのまま力の制御さえ失いかけていることに気づき、ロージェノムは鼻を鳴らした。
幼い体を組み込んだ装置から伸びたチューブがは途切れ途切れの翠光を血流のように運び出す。大柄な男が背を屈めなければ足を踏み込めないこの球体から光は宇宙を行く艦全体に供給されていた。
人体から供給される生命エネルギー、進化あるいは意志の力とも呼ばれる螺旋の流れ。宙域を荒らし回る賊の有する巨大戦艦、螺旋界認識システムを実装した最新鋭機のそれが動力だ。
未だ研究途中にあるその力の名は螺旋力。個人の精神力や生まれつきの持ち合わせに大きく左右され、とても安定したエネルギーとは言えないがその力は絶大だった。先の螺旋界認識システムもまた螺旋力を人間の認知力で制御することにより物質を障害物に阻まれることなく遠距離へ転送することが出来る。科学が魔法と区別のつかないものになった現代でさえ、螺旋力は一種のオーバーテクノロジーだ。
それほどの力でありながらも個人に還元されるという特質が何より螺旋力の危険性を示す。素質さえあれば生まれた赤子ですら発現することができるのだ───今、正に動力炉として囚われている子供のように。
機械と一体化させられた囚われ人を解放する為にロージェノムは視線を走らせた。電源のランプが大人しく存在を主張し螺旋力以外の回路も生きていることを教える。外で荒れ狂っていた同僚の軍靴も今や静まっていた。特殊制圧部隊は首尾良く賊の鎮圧に成功したらしい。後は自分が螺旋力反応炉を確保するだけだった。
視界を滑らせれば壁面には山程の走り書きが見て取れる。それに従いやや手荒に操作を組むと、幾つかのスロットが外れ蒸気が噴き出した。緑の光が急速に砕け最後にずるりと痩身が外れる。
床に投げ出される前にロージェノムの腕が光を失った体を捉える。人形めいた体温の低さと軽さに顔を顰め、巨躯の男は子供を抱き上げた。されるがままに力の入らない間接はますます炉心にされていた者を作り物のように見せる。
使い尽くされた姿に目元を歪め、血の気の引いた貌に掛かった髪を払った。それにようやっと反応が生まれぴくりと睫が震えた。定まらず揺らめく焦点がそれでも己を抱く男を見上げ、ロージェノムは今度こそ息を呑む。辛うじて薄く開いた瞼の下から緑色の燦めきが零れていた。
螺旋眼。
身に余る程の力を使い続けたその証だった。
螺旋力は一面から見れば無尽蔵だ。動力としても破壊兵器としても応用できる万能性を持つ。しかし如何なるものも利点ばかりではない。
螺旋力は人の心の有り様によって簡単に暴発し、そして使い手の体を蝕むものだ。使い続ければいつかは持ち主の命さえ奪う。
子供の片目はその兆候だった。
だが普通に生きていれば決してこんな瞳は持ち得ない。許容量を超えた力を蓄え、行使させられた証拠だ。
払った毛先が滑る首筋には幾つもの針痕が残っている。螺旋力が暴走しないように薬品を注入されたのだろう。この艦の主はおそらく、それに欠片の罪悪感さえ抱かなかったはずだ。この子供はあくまでも戦艦の部品の一つでしかなかったのだから。
定時連絡のサインが耳に遠い。メットに入る部隊内の情報に動力炉を確保と付け加え、そして手の内にある命を物として数えた自分をロージェノムは嫌悪した。
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