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飯は喰いたし、眠気は強し。 そんな感じののらくら雑記帳。
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Posted by - 2024.12.04,Wed
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Posted by 中の人:狐或いは右端 - 2000.10.15,Sun

ショタとオネショタは別ジャンルという現実をこれ書いた後に知ったというのもどうなんだ。
書き手は女の人も大好きです。
バニーさんがバニーさんだったんで会社キャラのパロを突っ込もうとしたけどすごい勢いで企画倒れしてるのがなんとも言えない。







激しい水流に殴られているんだか流されているんだか判別がつかない。すぐ傍にいるはずのカミナの存在を確かめようにも目が開けられなかった。呼ぼうとして口を開けばがぼりと空気の泡が踊り、喉の奥に湯が割り込んでくる。苦しくて吐き出そうにも湯の勢いの方が蠕動より強かった。喉を押えようと藻掻いた手は腕ごと水の動きに持って行かれる。もみくちゃにされ何が何だか判らなくなり、そうして最後に浮遊感の後床へと投げ出された。意気が保ったのだから実際はそんなに長い時間でもなかったのだろうが苦しいことに代わりはない。床に倒れ込んだシモンはその体勢のままげぼげぼと咽奥から湯を吐いた。目に染みる熱さを持つ湯を涙が押し流し、水流の暴虐から回復しようと身体が反応する。だが、シモンが反応を取り戻すよりも首の後ろに柔らかななにかがあたり、閉じ込めるように胸元に腕が回る方が早かった。
「あーあ、可哀想。気持ち悪い?」
耳の中にも湯が侵入したのか降ってきた声は膜が張ったように遠い。倒れた身体を起こされ、ぐったりとした少年は抱きしめる女の身体に体重を預けざるを得なかった。長く伸ばされた見覚えのある色合いの茶色の髪がシモンの頬に触れる。周囲を確認しようとしたシモンが見上げた女は茶色い髪を腰丈まで伸ばしたバニーガールだった。
「えっ…」
宥めるように胸を撫でられる。更に、いつの間にか正面にもう一人濃い紫の髪を黄色いリボンで束ねたバニーガールが座り込んでいた。
「大丈夫…恐いことはなにもありませんからね、坊や」
囁きながら柔らかな笑顔を浮かべた顔が近づいてくる。
「ひゃふ!?」
更に直前まで言葉を放っていた唇がシモンのそれに押しつけられ、少年は訳も解らないまま軽い悲鳴を上げた。その悲鳴を飲み込むように半開きの口の中にぬめる舌が押し入ってくる。
「んっ、ひゅぎゅ…」
抵抗しようとした腕が椅子代わりになっているバニーガールに絡め取られた。床に縫いつけられた指の股を絡んでくる女の指に撫でつけられ、くすぐったいような居ても立ってもいられない感触に背をつっぱる。せめてもと上げたシモンの声は己の口の中を揺らす程度の役にしか立たなかった。押えるようにシモンの薄い腹に薄く浮かぶ腹筋の線を紫髪の女の指先が辿る。そこかしこから甘い香りがただよってきて頭がくらくらした。ぬいぐるみよろしく抱きしめられたまま投げ出された足にまでバニーガールの足が絡まってくる。
歯列を撫で、口腔の壁をなめ回し、絡め合わされた舌を引き摺りだされてやっと女の唇が離れていった。文句を言うより息を整えるのに必死になっているシモンに、やはり優しい笑顔のままバニーガールが問う。
「えっちなのはいけないと思いますか?」
「…っ…」
呼吸の苦しさのあまりに涙目になったシモンは何を言っているのか訊ねようとした。が、散々嬲られた舌は重く、ぺちゃりと動く度口の中が擦れてくすぐられるような感触を憶える。
「こういう時、どうしたらいいか解らないの?」
獣のように短い息を繰り返すシモンの頭を、隣に腰を降ろしたバニーガールが撫でた。水色の髪を短く切ったこの女にも見覚えがある。全員、湯屋で接客をしていた娘達だ。
だがその娘達がどうしてこうやって自分を囲い込んでいるかが解らない。脳の働きが鈍っているのもあるが判断材料も少なすぎた。仲間達が行方不明になり風呂の湯が抜けたことと関連があるだろうことは判ったが、それ以上は類推すらできない。
「解るとか解らないとか関係ないのです」
戸惑い、怯んだ顔で女達から逃げようと身を捩るシモンの前に、背の高い娘が仁王立ちした。張った胸がふるりとバウンドし、一緒に桃色の髪も揺れる。
「なぜならばっ!私達は獣人軍慰安部隊だからでっす!」
「獣…人!?」
やっとまともな言葉が出せた。桃色髪の少女の横に立った褐色の肌をしたバニーガールが頷いてみせる。さっきまで歓待されていた相手が敵だと知らされてつぶらな瞳が丸くなった。
「あら、まだ皮かむりなんですね」
呆けているシモンの股間を眺めて黄色いリボンの女が感想を漏らす。
「う、うぁわあああ!?」
言われ、やっと自分が素っ裸で女性に囲まれている事実を理解したシモンは、手で隠そうと試みた。しかし床に押さえつける手は酷く力強くて外せない。穴掘りで鍛えられたシモンの腕力が年上とはいえ女性に負けるはずがなかった。人間に見えてもここにいる女達が獣人なのだと真に迫って知れて、少年は身を固くする。
だが縮こまるシモンを眺める女達は、敵とは思えないような笑顔を浮かべていた。いっそ最初に見せられた接客態度よりも表情は熱っぽい。意図を量りかねているシモンに、女達は口々に告げた。
「あなたが小型ガンメンの乗り手なのよね」
「あなたがいなければ合体も出来ないんでしょう」
「ココで私達といいことして遊びましょう!」
「あのガンメンの代わりに私達と合体するのよ」
「骨抜きにしてあげる…それはとても気持ちいいことよ」
グレンラガンの機構を見抜かれている。肝を冷やしたシモンの胸元にぶらさげられたコアドリルが女の細い指で弄られる。
「は、離せ!」
捕まった上にラガンの鍵を奪われる訳にはいかなかった。叫ぶシモンにバニーガールは流し目を送る。
「だぁ、め」
声と共にするりとシモンの萎縮したペニスが撫でられた。急所に触られ竦むシモンの背中に豊かな胸が押しつけられる。
「うわぁ!?」
気づけば軽々と体勢を入れ替えられていた。うつ伏せになったシモンの下敷きにバニーガールが一人向き合う。慌てて腰を上げ逃げようとした瞬間、女の曲げられた膝と太股に挟まれ逃げられなくされていた。
「可愛いお尻ね?」
自ら捧げる形になってしまった尾ていと尻の丸みを手で撫で回される。触るなと叫ぼうとした瞬間また口を塞がれた。今度は指で口の中を撫で回される。追い出そうとする舌を指が挟み、撫でてからかった。
薄い胸板で乳房を押しつけるようにシモンが抵抗を示す。が、すぐさまそれを封じるために女が動いた。やや開いてシモンの体重を支えている脚の間に紫髪のバニーガールが頭をさしこむ。何をされているのかと振り返ろうとした少年を、下敷きになっている茶髪の娘が押さえつけた。
「はいはい、暴れちゃ駄目ですよ。痛いことはしませんからね」
子供に医者が言うような言葉を口にしながら、女はぶら下がったシモンの性器に口をつける。ぬめる壁に包みこまれ、未知の感触にシモンの背がたわんだ。他の娘がゆるゆると背骨を辿って撫でつける。別の手が蟻の戸渡りを上から下に何度も撫で下ろして耐えるシモンの身の内を熱で満たしていく。
「んー…」
口に含まれたシモンの性器は器用に舌で皮を剥き下ろされていた。たっぷり唾液をまぶされて痛みは無い。身体中を撫で回す手も裏筋をゆっくり舐める舌も痛みを与えようとはしなかった。
しかし知らない感触に追い立てられた少年の身体には快楽ではなく怯えで震えが走る。女の技巧に性器は反応を示していても精神は受け入れ体制に入っていなかった。それを見て取って、紫髪のバニーガールは一度口を離す。解放されたシモンのが安堵の息を吐いた。
「怖がっちゃってますね、まずは緊張を解すところからいきましょうか」
「えぇー泣き顔も可愛いのに」
涙の痕の残る頬を胸の谷間に押しつけながら別のバニーガールが訴える。振り解くだけの力が出ない自分への情けなさでまたシモンの瞳が涙に濡れた。ここから逃げて、ラガンに乗って獣人たちと戦わなければならないのに。親の敵と同じ種族にいいように扱われている悔しさは行き場もなくシモンの中で蟠る。
「気持ち良くって泣いちゃう方がいいですよ」
勝手なことを言う黄色いリボンを付けたバニーガールの傍に別の娘が腰を降ろした。その少女は躊躇いもなくシモンの尻穴に手を伸ばす。
「ヒッ!?」
シモンが息を呑むと同時に窄まったそこに走る皺を指が撫でた。気持ち悪いのとくすぐったさが混じる奇妙な感触がシモンの胃の下あたりをざわめかせる。
「ヤだ!触るなぁ!」
しかしその感触よりも排泄器官に触れられていることが嫌でシモンは涙混じりに叫んだ。
「お風呂に入った後なんだから汚くないでしょう」
そういう問題じゃないと言おうとしたシモンは、指ではないものまでが穴の入口にふれて肩を揺らす。
「なに!?なんなの!」
流石になりふり構わず振り返ろうとした少年を押さえつけ年上に見える女達が叱咤した。
「だめ。動くと傷がついてしまうから」
傷がつくってどこが、なにで。恐くて訊けない少年に、嫌でも回答が与えられる。尻の二山を手で広げられ、引っ張られて緩んだ尻の穴に細く冷たいなにかが射し込まれた。
「うぁう!?」
反射的に締めつけ、追い出そうとしても女の手で固定されたそれが抜け出ることはない。
「はぁい、ぐっと飲んじゃいましょうね」
冗談交じりにくすくす笑われ、増大する恐怖でシモンは動けなくなった。見下ろす女達は手慣れた手つきで、シモンの尻に刺さった漏斗へ酒瓶の口を傾ける。
僅かに体温でぬくまった管の先から、腸内を冷たい液が逆流した。最初体温より低かったそれは粘膜を滑り落ちていく毎に熱を発し始める。発散するようにシモンの肌が汗を浮かべた。
「あっ…つい…!」
怖がって尻を振り、管を追い払おうとする。だが既に予定の量は注ぎ込まれてしまっていた。腸の壁は酒精を取り込んで自ら熱を放つ。直接アルコールに灼かれた内壁は自分で自分を擦ってますます熱を増した。
更にここに落ちてくるまで湯に浸かっていた上、玩具にされて頭に血が昇っているシモンは容易に酔いが回る。
「…ひゃふ」
けふりと吐いた息は今までよりも温度を上げ、肌を赤く染めたシモンの身体から徐々に力が抜けていった。酒に酔った括約筋も締め付けが弱まり、それを見て取ったバニーガールが抜いた管の代わりに指を差し込む。窄まりは僅かな抵抗だけであっさり第一関節を取り込んでしまった。
「…!?」
与えられた異物感に身の毛をよだたせたシモンの、眦に浮かぶ涙を娘が舐め取る。
「恐くない、恐くない。良い子にしましょうね」
穏やかな言葉とともにゆるゆると男根を手で包まれ、先端のくびれをこそげられた。前に走る電流に気を取られるシモンの隙をついて指は更に奥深くまで侵入してくる。
甲高い声を上げて逃げようとするシモンを絡みつく女の身体が留めおく。まろやかな脂肪の乗った肌の感触はいつもならば嬉しいものだったかもしれないが、今のシモンには恐怖の対象そのものだった。
「怖がらないで…そのうち、怖いってことも忘れちゃいますからね」
宥める言葉は甘く優しい響きでもって酒と共にシモンの脳を侵食しようとする。ぐらつく頭を振って否定しようとし、頭痛を覚えた少年はぐずぐずと鼻を鳴らした。
「兄貴ぃ…」
離ればなれになった頼りになる人を呼ぶ声は幼い子供のように頼りない。分断された仲間達の姿が頭に浮かんでは消えた。彼等の状況を慮るだけの余裕は既にシモンにはない。少年は助けて、とそれだけを何度も考えていた。
その思考を打ち破るように内側に埋まった指が前後動をを始める。そして、一度止められた口腔愛撫がまたシモンの男性器に向けられた。ぴくりと肉付きの薄い腹が揺れる。
皮を捲られ露出した亀頭とその先にある鈴口が舌で突き回された。並びの良い歯も女の頭が揺れる毎に挟み込んだ幹を扱き立てる。奥に詰まったものを吐き出させようと指が袋をゆるく揉む。
同期してシモンの内側を撫で回す指は時折柔らかな内壁に爪を立てた。腸内を抉り回されて走る悪寒と性器を弄ばれる愉悦がないまぜになる。
「はな、してよ…!」
意気が上がる中拒んで見せても、身体は正直だった。肌は紅潮して興奮を示し、男根も硬さを増してバニーガールの唾液だけではなく先走りで濡れ始める。
更に気持ち悪いだけのはずの穴をほじる指が不意に神経の一部を刺激した。開発されていない場所はそれでもシモンの身体中に刺激を送り込んで彼の我慢を焼き切ろうとする。
いやいやをして最後の一線を拒むシモンは、性器を強く吸われると同時に腸内のしこりに指先を引っかけられた。
「っ…!」
我慢するもしないもなく、ただ純然に刺激への反応として精液が奔る。シモンの心臓がバクバクと暴れるのに併せて中に残っている分が女の口に吸い出された。
「良くできました」
シモンの肉布団になっている女が少年の小作りな耳朶を弱く噛みしだく。全身が弛緩してされるがままになっているシモンの頭の隣に、今まで彼の性器を嬲っていた女がやって来た。
「こんなにいっぱい出ちゃったんですよ?」
口の端から零れた白濁をこれ見よがしに舌が舐め取る。羞恥心で目を逸らしたシモンに微笑みかけ、バニーガールは舌から彼女の胸の谷間へと少年が吐き散らしたものを落としていく。
何故自分の身体をわざわざ汚したりするのかてんで理解出来ないシモンを置いてけぼりにして、女は濡れた谷間から奇妙に奇妙に曲がりくねった白い棒を取り出した。
節のついたその棒は一番下の部分に横におれたストッパーがついている。シモン自身が放った精液と女性の唾液がてらてらと棒をぬめり光らせていた。そんなものを目の前に示されてはシモンの視線がそちらに向くのも致し方ない。
「なに…それ…」
用途は全く解らなかったが、それが自分に危害を加えるだろうことだけは予想がついた。
「平気平気、気持ち良くなる道具なんですから」
涙目で睨もうとするシモンの胸の上に手を置いて、体重をかけ動きを封じる。それから、バニーガールは見せつけていたものを少年の肛門に向けた。再び異物を、しかも先程までとは比べものにならない質量を飲み込ませようとしていることに戦慄したシモンの顔を見て、女達は淫蕩に笑う。
マッサージとアルコールでくつろげられていた穴は、少年の心と裏腹にあっさりと棒の先端を飲み込んだ。女が押し込む動きと腸の蠕動が合わさって粘液にまみれたものはにゅるりと奥まで入ってしまう。
「…!」
内壁を抉られる感覚にえづきかけた少年の口をバニーガールがついばんだ。最早抵抗もままならない小柄な身体を水色の髪の娘が抱え上げる。子供にトイレをさせる時の体勢で支えられて身じろいだシモンは、そのまま尻を床に座り込まされて喘いだ。途中まで射し込まれていた棒が、外に出るつっかかりを残して根本まで内臓に埋まってしまう。
凹凸のついた異物はシモンの呼吸の度に彼の過敏にされた粘膜を嬲った。浮かべた涙で目の霞むシモンの前に、また女が座り込む。紫の髪の娘は髪を束ねるリボンを引き抜くとそれでシモンのものの根本を縛り上げた。
「痛いっ…!」
やや乱暴な扱いに神経が鋭敏になっている少年は泣き声を上げる。慰めるように撫で上げた手が今度は彼女自身が身につけた特殊な形の衣服に向いた。そうしてぺろりとスーツの前をめくれば豊満な乳房がまろびでてくる。その大きさにシモンが思わず目を取られている間に、柔らかな脂肪の塊が少年の男性器を挟み込んだ。
「うぇ!?」
何をするのかと眼を丸くしている少年の萎えたペニスが乳房で揉みしだかれる。弱い刺激はそれでも達したばかりの性器にはきつかった。痛みに耐えるように歪んだ少年の目元を後ろから差し出された唇が撫でる。やけに優しいその仕草に縋りたくなってきていた。
甘えたがる心を促すように乳房の皮膚がうっすらと血管の浮いた少年のペニスに吸いつく。刺激に背を仰け反らせて身体に力が入ると、今度は腸に潜り込んだ棒が内側から神経を引っ掻いた。
みるみる内にもう一度そそり立つ性器にと包み込む胸にシモンの瞳から落ちた涙が降りかかる。塩気のあるそれを舐め取るついでにバニーガールの口がシモンの先端に吸いついた。
「うぁぅ!」
性的刺激に慣れていないシモンの身体はそれだけで達しそうになる。が、根本で揺れるリボンがそれを許さなかった。また奥から熱が吐き出されると思ったのにいつまで経ってもその熱はシモンの腹の奥底に溜め込まれたままになる。迫り上がろうとする滾りを押し込められてシモンは悲鳴を上げた。
「出すっ出るから、だからぁっ!」
恥も外聞もなく外してくれと腰を揺らす。その動きでさっき射精させられた時に押えられた場所を道具に刺激され、更に切迫感が増した。
「お願いぃ…」
懇願する少年に、だが女達は揃って駄目だと応える。そのくせ、少年の性器をくわえた女は頭を上下させ卑猥な水音と共に刺激を強めた。
生理欲求を否定され、しかし身体の反応は止まらない。次第に鋭い痛みが根本に走り、シモンは泣きじゃくった。もげてしまう錯覚に弱っていた心が悲鳴を上げる。
「死ぬっ…死ぬ、死んじゃうぅ!」
相手が敵だと言うことも親の敵の仲間だと言うことも仲間の安否さえシモンの中から消し飛んでいた。とにかく射精して間断なく与えられる刺激から逃れたい。
「あなたは死なないわ…とても気持ち良くなるだけよ」
後ろに回っている娘がシモンの胸の先端を摘んで引っ張った。痛いのか気持ちいいのかすら判断がつかずにシモンは頭をバニーガールの胸に押しつける。まとわりついた口がじゅるりと性器を吸い上げるが、当然縛られたままなので出すことが出来なかった。促すくせに封じられてシモンは引きつけを起こしたように手足を突っ張らせる。
「とぉさん、かあさぁん…っ!あにきぃ、助けてよぉっ!」
小さな子供のように舌足らずに叫んで頑是無く泣くシモンを、女達は限りなく愛おしそうに眺めていた。彼女たちにとって人間の少年は玩具の一つに過ぎない。
追い立てられたシモンが体力の限界を迎えて身体からも力が抜け始めた。神経が受け止めきれる負荷を越えてしまった刺激にシモンは虚ろに瞳を半開きにしたままがっくりと首を折る。意味のない音の羅列と泡のような唾液を口から落とす以外に反応が取れない。
「…あれ、気絶しちゃいましたか」
その少年を見てバニーガールは小首を傾げた。別の娘が少年の目の前で手を振っても眼球が反応しない。
「えぇー!?私達まだあんまり遊んでないんですけど!」
不満を訴える少女に、別の娘が肩を竦めた。
「ダイガンザンが来るまでまだまだたっぷり時間はあるよ」
「そっか!」
なるほどと手を打つ獣人の少女に罪悪感は欠片もない。
「それじゃあ一度出してあげましょうか」
胸をさらけ出したバニーガールが彼女のリボンを手に取った。濡れて締め付けが酷くなっていた細長い紐が引っ張られ、巻き付いていた少年の根本を擦る。シモンは既に解放を認識する意識もなかったが肉体は一応の反応を示した。手を添えた女性が軽く細身の茎をしごけば、やっと出口を見つけた精液が勢い無くだらだらと零れる。中途半端な硬さを保ったままふるえる性器と抜け殻になった少年を見下ろして、バニーガール達は次に遊ぶ順番を話し合い始めた。
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